Interview

河村 優仁

理学療法士

あわーず東京江東訪問看護リハビリステーション
理学療法士・リハリーダー

未経験の訪問に不安や期待感はありました。
実際、「楽しい」です!

  • 前職は、愛媛県の回復期リハビリテーション病院に勤めていました。脳血管、整形、呼吸、循環、廃用と、総合的な分野に併せ、地域包括やガンリハにも携わってきました。回復期とケアが似ている訪問には興味があり、また、訪問看護は最終的な終着点、最後の砦の感覚があり、携わってみたいと思っていました。介護保険・医療保険の仕組みも勉強していたので、それを活かせるかなと。自分が関わることで、在宅で埋もれている方をたくさん救えたらいいなと思いました。
    最近ではコロナ禍で「受診できない」という方がとても増えたので、 在宅という方法で、病院に関わらずとも今までの生活が保っていける訪問の必要性を改めて強く感じています。

    実際に訪問に携わっての感想は、「楽しい!」です。
    ご利用者様と対一になるので、閉ざされた空間で仕事をするということに対して、個人の力量が勝負になると、不安と期待感はありました。実際仕事をしてみると、利用者様自身はもちろん、ご家族も変化を感じてくれますし、言動行動1つ変わったところに気づいてくれるのが嬉しいです。また、ケアマネージャーよりも寄り添う時間が長くとれる分、新しいサービスの提案や提供を行い、良い形でご家族の介助を減らせたり、そういったところを拾っていける点がすごく楽しくて、やりがいを持って仕事をさせていただいています。

「地域密着」に惹かれて入社しました

九州の出身で、当時福岡を希望していたのですが、江東ステーションのお誘いをいただき、前職の江東区精神科への半年ほどの出張経験もあり馴染みがあったので、働いてみることにしました。「地域密着」のフレーズを強く掲げられていたので、そこに共感したのは印象に残っています。

今のステーションは管理者を筆頭にまとまっているので、また、何を抱えても拾い上げてくれるので、本当に働きやすい環境だと思います。利用者様1人のことに対しても、リハ職看護職問わずゴールにむけて共有ができています。
良い人材が集まっていて、かつ、個々に強いところがみんなあるので、ここで看れないケースはないんじゃないかと思えるくらい素晴らしい環境だと思っています。

理学療法士の仕事を選んだのは

野球をしていたので、自分のケガでお世話になったことがきっかけで、目指すようになりました。高校の最後の大会でのケガだったので、本当に印象に残っています。スポーツトレーナーか、理学療法士かで迷って、理学療法士の選択をしました。
当時思い描いていた理学療法士は、スポーツ領域の理学療法士のイメージでしたので、今行っている仕事とは大きく違うものでした。学校での実習の際に、家に帰る時に必要なことってこれだけあるんだ、というのを実感したときに困惑しました。
都会だど資源がそろうので、生活がまだ送りやすいと思うのですが、勤めていた場所は畑が多くて、住環境が整っていないので、外出ができない状況の中でどう家に帰そうかというのを一番力入れてやっていました。
最初のスポーツのイメージからは大きく離れていますが、どうしたら家で生活できるか、という生活レベルのサポートなので、やりがいしかないと感じています。

訪問看護リハビリで大切にしていること

リハビリしていると、拒否される方もいれば、その日の気分で起伏がある方もいます。ただ、全員に言えることは、人を見る目がある、ということです。自分自身の生活のスタイルがリハビリの質に関係していると思うので、自分の生活、体のメンテナンス、トレーニングも含めて、勉強会とか研修に行くなど自己研鑽を行っていれば、利用者さんの信頼を確実に得られると感じています。これからもそのスタイルを続けて行って、より信頼を高めていきたいと思っています。

リハリーダーに就任!目標は…

メンバーそれぞれの強みを出していきたいと思っています。個性を大事にしていきたいですね。利用者さんとの関係性の作り方が強い、とか、小児が強い、とか、高齢者の寄り添い方が上手、とか、手と足に強いとか。メンバーの強みの違いを把握して、利用者様の状態との相性を見極めてマッチングしていけたらいいなと思っています。
自分自身としてはリハリーダーになっても、案件は持ち続けたいですし、現場を大事にしたいと思っているので、利用者様とも変わらず関わっていくつもりです。

今後やっていきたいこと

小児から高齢者の方まで、リハビリそのものがどういうことができるのか、ということも含め、まだまだ訪問看護を知らない方が地域に埋もれているので 、そういった人に向けて情報発信をしていけたらいいなと考えています。
マーケティングを強みにするスタッフもいますし 、ピラティスをしているスタッフ、発達支援の方で児童の学校を見ている方もいるので、それらを全部集約できればかなり広範囲で発信していけるのかなと考えています。
人材がそろった今チャレンジしたいです!

応募フォームはこちら