SV・多拠点アドバイザーとは

“あわーずらしさ”をベースに、地域にあわせたチーム作りを

SV・多拠点アドバイザーは、各ステーションの状況を踏まえた上で複数のステーションにアドバイスをしていくSV(スーパーバイザー)のことで、役割は主に2つあります。1つは「徹底したご利用者様目線」「他事業所との連携」という“あわーずらしさ”を新しくできるステーションに伝えていくこと。あわーず訪問看護リハビリステーションが2013年11月1日にスタートして約3年、関東・北陸を中心に凄い勢いで拡大したのは、こういった“あわーずらしさ”が背景にあったからだと実感しています。その“あわーずらしさ”は他ステーションにも広めていく役割を担っています。もう1つは、新ステーションができた際に、その地域ならではの新チームをつくる手助けをすること。同じ北陸の石川金沢ステーションと福井ステーションを比べてもやはり違いがあります。働いているスタッフの違いもありますし、ご利用者様の地域性も異なりますので、石川金沢ステーションのやり方をそのまま踏襲しても福井ではどうしても上手くいかない部分があります。ですので、そっくりそのまま真似るのではなく、あわーずらしさをベースにしながら、その地域・そのステーションならではのチームを作れるようにアドバイスしていく、という役割があります。

手を上げるまでの経緯や想い

「ご利用者様目線」「他事業所との連携」を全ステーションに

入社してから1年半、あわーず石川金沢ステーションで勤務していました。初めての訪問事業だったのですが、普通であれば病院で入院しなければならないような患者様が、訪問事業やデイサービスを利用することによって地域や自宅で暮らせていることを本当に凄いと感じました。特に石川金沢ステーションは、一般的に受け入れ困難といわれるご利用者様も受け入れていて地域での生活を実現していました。なぜ出来るのかと考えたときに、やはりあわーずらしさである「ご利用者様目線」「他事業所との連携」があったからだという結論に達し、これらの良さを、これから益々増えていく新ステーションに伝える役割が必要であると強く感じました。もちろんSVやBOの方々もいらっしゃるのですが、医療職としての視点もってその役割を担いたいと思ったことがきっかけです。

今後の意気込み

地域・ステーションにとってベストなチーム作りに貢献したい

先ほども少し言いましたが、石川金沢ステーションのの業務をそのまま踏襲しても通用しない部分があります。石川金沢で成功していても、他拠点はスタッフのご利用者様の地域性も異なりますので、石川金沢の方法がBestである訳ではありません。やはりそこに難しさを感じています。これからは、多拠点アドバイザーとして「あわーずらしさ」を伝えつつ、その地域・そのステーションにとってのBestなチーム作りに貢献していきたいと思います。