Interview

与儀 恒平

理学療法士・非常勤

あわーず東京江東訪問看護リハビリステーション
理学療法士・非常勤

「週1日OK」と写真の雰囲気に惹かれて応募しました

  • 前職は急性期と回復期の総合病院で勤めていました。その中で、退院した後のことを見たいと訪問への興味がわいて、転職を決意しました。今はクリニックを常勤で勤務し、あわーずで訪問を週1日で経験させていただいています。元々非常勤を行ったことがあり、訪問も前職で代理で行ったことがあるので、ダブルワークも訪問も全くの未経験ではありませんでした。
    転職する際には、週1日での訪問ができるところを探していました。たまに「週1日OK」と書いてあっても、実際週2日からしか受け入れてもらえないところもあったのですが、あわーずは偽りなく週1日が大丈夫だったので、安心しました。また、母体が社会保険労務士法人という点で、制度がしっかりしていそうと感じたところと、何よりもステーションの写真の雰囲気に惹かれ応募しました。
    現在は1日3件ほどの訪問をさせていただいています。3件とは言えども、利用者様の状態も、家庭環境も様々で、素早い対応力の必要性を実感して、成長しなければ、と感じています。

あわーずに入社して

ステーションの雰囲気の良さは写真で感じた部分を上回る素晴らしさでした。また先輩スタッフに同行訪問させて頂いた際に利用者様の関わり方など見習うところが多く、とても勉強になっています。また、ケアマネージャーの方など、利用者様を通じて関わる人との連携、人付き合いの重要性も学びました。あわーずを選んで良かったと感じています。
まだ入社して日が浅いのですが、利用者様との関わり方や訴えの聞き方などは、先輩スタッフを見習って気を付けようとしていますし、その他もやらなければならないことを発見する日々です。
初めての小児の訪問の際は、兄に頼んで甥っ子で寝かしつける練習をさせてもらいました。子どもとの接し方、遊ばれない程度に遊ぶという点は今も研究中です。

仕事をするうえでのポリシー

理学療法士になったのも、「向いてるんじゃないか」と言われてやってみて、ハマったという流れなので、これといった動機があるわけではないんです。元々人見知りですが、人が好きなので、笑ってくれるのを見ると「もう少し何かしたいな」と思ってしまう性分で、そこがハマったポイントかもしれません。
コミュニケーションに関しても、利用者様だから特別に喋るというのが好きではなくて、相手だけ楽しませるのでなく、一緒に楽しみたいというスタンスで仕事をしています。友達付き合いと基本的には変わらず、違う世代の話をされたら分からないから聞こうとか、興味がわいたらは「後で調べておこう」とか、「仕事だから」を意識せず、本当に普通に関わらせていただいています。

気持ちに寄り添うリハビリを

前職で、「患者さんの顔見てやってんのか!」と怒られた時があり、そこから本人の気持ちを考えてケアをするようになりました。
当時は、話を聞いていなかったんだと思います。歩けるようになっているし、良くしているのですが、心のケアをしていませんでした。確かに笑う回数が減ったなと思う時期でもありました。怒ってもらえて、良くすることばかり頑張っても仕方ないんだと思い、そこから仕事がすごく楽しくなりました。
今は「前向きにやるには」を考えるようになりましたし、物理的なものと、精神的なものでいいサイクルが作れないといけないなと実感しています。もう歩けないと言われた患者様が諦めずに取り組んで歩けたりとか、無理だって言われた患者様が、退院後1人で歩く練習を転びながらして、病院に「歩けるようになったぜ」と言いに来たりとか、そういった経験があり、自分が無理だと思っても仕方ないと思わされました。本人が頑張りたいなら付き合おうかなと思うきっかけとなりましたし、今のケアに活きている経験です。

在宅の難しさ

病院では、歩く訓練をして退院へ、という目標がある程度決まっていたのですが、訪問リハビリの場合はゴールがない分「どこまで回復するのか」「何してあげようか」「何をしてあげたら喜ぶか」など目標設定を考えるのが難しいと実感しています。入院の患者様と違い毎日顔を合わせるわけでなく、リハビリの時間も限られているので。会話で楽しく話して笑うことはできますが、「これができてよかった」と喜んだ顔を見るのが結構難しいと、現在奮闘しています。本当の意味で喜んでもらうと顔、表情でわかるので、そういったケアができるようになりたいと思っています。

今後の目標

細かいところでの課題では、聞くことがあまり上手でないと自分で思っていまして、合の手を入れたくなってしまうので、落ち着いて聞くように意識しています。先輩社員で見本となる方がいるので、マネをしてみているのですが、なかなかうまくいかないので、訓練中です。
根本的に、患者さんと楽しみたいと思っているのと、深く考えるのがあまり得意ではないので、どんな仕事も「それ出来たら楽しそう!」というニュアンスでチャレンジして、こなしていきたいと思っています。
また、訪問リハビリは、入院している方が相手でなく、より日常に近いところでのケアのため、リハビリできる時間も限られています。その限られた時間で自分は何ができるかをしっかり考えて毎日全力で取り組んでいきたいと思います。

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