Interview

坂本 雄一

看護師・管理者

あわーず東京江東訪問看護リハビリステーション
看護師・管理者

入社半年で管理者に

  • 非常勤で入社して4か月程して、前管理者の退職の話と併せて管理者の打診をいただきました。外部から管理者を招き入れるより、内部の人が管理者になったほうが、ステーションの環境やスタッフの仕事のしやすさが保てることは理解しており、好きなメンバーがたくさんいる中で、仕事がやりにくくなるのは良くないと感じ、「人生で一度も経験したことがないし、チャレンジしてもいいのかな」と思えまして、管理者になる決断をしました。
    管理者になる前よりも、なってからの方が仕事に対して「こういうことなんだ」というポイントがたくさんあって、理解が深まりました。
    また、仕事に対する価値観も変わりました。あわーずに入社する前は生活のための経済活動と思っていましたが、今は人間として成長させてくれる、人生を豊かにしてくれるものの1つとして捉えるようになりました。

キャリアに興味はありませんでしたが、不思議なご縁です

最初の職場である総合病院で6年勤めた後は、ワーキングホリデーと看護師の仕事と一年間ずつ交互で行っており、2回目の海外から帰ってきた後は契約社員として、病院に勤めていました。当時は正社員のメリットを特に感じず、ならなくても十分生活できるので、良かったら更新したり、半年で終わらせたり、選択できるような働き方、好きなだけ旅行できたりする働き方が自分には合っていました。
あわーずは、直前の夜勤専門の病院に勤め始めた際に、日中の時間でセカンドジョブとしてバイトをしようと思い、見つけました。在宅の経験がなく、少し興味があったので、家から通える範囲で、週1日OKの条件で探していました。
その時は常勤になることも、こんなポジションにつくことも全く考えていませんでした。出世やキャリアアップに興味がなかったので、ひと月生活できるお給料がもらえれば良いといますし、今でもその考えは変わらないのですが、不思議なご縁です(笑)

自分が働き方の見本になります

現在管理者という仕事をいい意味で自由にやらせてもらっていて、私は私なりの価値観や働き方の考えを持って務めさせていただいています。
常勤は非常勤より制約されるイメージはありますが、与えられた労働環境の中で、できるだけ働きやすい環境を創るとか、休みが取れる工夫をするとか、私自身もそうしたいし、私がそう働いていれば、周りも気兼ねなくそう働いていいんだと思えるかなと思っています。自分が見本となって行こうと思っていますし、私は積極的に連休をとります(笑)
そのために自分で行動して、人柄も知っている、医療職としてのスキルも知っているメンバーを集めました。これからも待っているだけじゃなく、欲しい人材を集めてより働きやすい環境にしていきたいと思っています。

「看護師」の誇り

高校の時に自分だけ進路が決まっていない時に、家族や先生など周りの人から薦められて、進路を決めました。勉強を始めたら、医学や薬学は楽しかったので、勉強は好きで取り組めました。
看護師になってからは大変だったり、思っていたイメージとギャップがあったりして、嫌いになりそうな時もありました。
最初の職場を離れて、また看護師をやるかも考えずカナダ行ったのですが、そこでいろんな人の生き方や、日本人の価値観とは違った幸せの形とかに触れることができて、また、現地の看護師の方を見る機会もあり、自分は誇らしい仕事を日本でできてたんだなと思うことができ、客観的に「看護師って良い仕事かもしれない」と思えるようになって、日本に戻りました。
海外ではホテルやカフェで働いていて、看護師以外の仕事をしたことがなかったので新鮮でしたし、その経験が在宅でいろんな人とお話する中で活かせていると思います。

訪問看護で感じた「看護師のやりがい」

看護師になって良かったと思うポイントは、就職活動にも困らず、特に不況の影響も受けず、というところはもちろんありますが、それ以外でも在宅をやっていて「楽しい」「やりがいがある」と思うところはたくさんあります。
病院で働いている時はそんなに思う機会はありませんでしたが、在宅は利用者様との距離が近いことと、病院は看護師対患者様ですが、在宅は看護師対利用者様とご家族も関わりが多いので、人との繋がりを感じながら働くことができます。
お互いの人柄を知れて、利用者様もただ「医療的処置をしてほしい」という医療的ニーズだけでなく、会うのを楽しみにしてもらえるところなど、人と人の関わり、仕事のニーズ以外の関わりが嬉しいですし、楽しくやりがいを感じています。

今後の目標

管理者になってから、医療に関する知識に加え、関連の法律や保険制度の知識が必要であること、また、安定したステーション運営にはコスト意識を意図して持つことも求められることを実感しました。
あわーずは、安心して勤務できる労働環境や条件、福利厚生があると実感しています。働きやすい環境づくりやITインフラの整備についてはリーディングカンパニーとして魅力を感じますし、医療職の声に耳を傾けてくれて、また、医療職以外のチャレンジも本人の希望次第で取り組める環境があり、人として大きく成長できる場所だと強く感じます。
そういった強みを最大限活かし、今後も安定したステーション運営と合わせてスタッフが安心して勤務に臨むことのできる労働環境の保証、売上の向上、ご利用者様及びご家族の安全安楽の在宅生活を支援していきたいと思っています。

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