Interview
小宮山 愛
看護師・非常勤
あわーず東京江東訪問看護リハビリステーション
看護師・非常勤
入社の決め手は「直行直帰可能」!
- 前職も訪問介護を行っていました。転職のきっかけは、子供が2人いるんですが、急な休みが年に何回かはあって…職場の方々にご迷惑をお掛けするのがストレスになってしまって。そんな時に、あわーずのサイトを見て、サポート体制がしっかりしていてライフステージにあった働き方ができることと、また、「直行直帰」ができることに惹かれて志望しました。
デジタル化に驚きの連続でした
あわーずはデジタル化が進んでいて、私はそういった環境が初めてでしたので、驚きがたくさんありました。
以前は情報が紙カルテだったので、事務所に寄らないと利用者様の状況が確認できませんでした。今は電子端末で確認できるので、空いた時間に確認したり、時間を有効活用させてもらっています。
コミュニケーション方法としても、直接集まってカンファレンス形式でしか話し合いをしたことがありませんでした。今はハングアウトを活用していますが、みんながどこにいても私の投げかけを見てくださるから安心感があります。電話は少しハードルがあり、しにくかったりするのですが、誰かが見てくれるグループがあり、「どこかで繋がってる」と思えるのは本当に安心です。
産後復帰の動機/子育てとの両立
子育て中はすごくコミュニケティが小さいので、社会とのつながりが欲しかったのはすごく大きいです。どうしても存在意義みたいなところは見えなくなってしまうので。働いてみて、これって自分の時間なんだなという実感というか、発見がありました。経済的にも共働きの方が豊かになるかなっていうこともありました。
私は仕事より子育ての方が大変だと思っています。仕事は、唯一自分の時間で、適度に気晴らしになっているところもあります。本当はフルでも働けるんですけど、家事もありますし、自分のストレス発散の時間も欲しいので、週4日で理想的な働き方を実現させてもらっています。心の余裕を持たないと、子どもにも利用者様にも影響が出てしまうと思いますので。
病院と訪問の違い
私自身は急性期病棟で内科全般、主に循環器をメインに携わっていました。出産を機に訪問看護師として働いています。子育てが思った以上に大変で、急性期との両立は無理だと思い訪問に興味が出てきたのもありますし、長い循環器の経験の中で、心不全で同じ人が何度も再入院ということがあり、「ご自宅での生活はどうなっているのか」と思った経験からも訪問への興味が沸いていました。
病院と訪問の違いは、病棟はスタッフがいるので相談しやすいですが、訪問看護の訪問時は一人なので、病棟の時より責任感を感じることでしょうか。先生がそばにいるかいないかも大きいと思います。
訪問は直に触れ合うので「ありがとう」と言ってもらえる機会が多く、それが嬉しいです。あとは、穏やかに過ごせることがその人にとって一番重要なので、自分が入っている時にそれが長く実現できると嬉しく思います。
信頼関係を大切に仕事をしていきたいです
訪問をしていく中で、利用者様がその日その時しか言わないことがあるので、話し出した時は遮らないでしっかり聞く事を心掛けています。その中で、自分が聞きたいこともタイミングを見て深堀りしたり、本人が話したいことを話しやすくする雰囲気を作ることを意識しています。本人が一番困っていることや訴えたいことだと思うので、そこは本当に大事にしています。難しいことではありますが(笑)
おかげでコミュニケーション力は上がったと思います。利用者様とのやり取りはもちろんですが、病棟の時はご家族との関わりがあまりなかったのに対して、訪問は一つのご家族と深く関わることができるので。
今は訪問の楽しさが見いだせたので、今後も訪問看護師として、「信頼」を大切に仕事をしていけたらと思っています。